4.2酸性矯正 

プリモヘア

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髪の毛は、ph5程度の酸性の状態に保っていれば、傷むこともなくツヤツヤなままで伸びていきます。

その状態が壊れるのは、美容室での縮毛矯正・パーマ・カラーなどを行うときです。

ほとんどの美容室でのスタイル作りはph7以上で行われるんですね。

ph7以上の髪の状態というのは

髪を造ってるシステインとグルタミン酸が、毎日少しづつ髪の毛から溶け出していきます。

ジワジワと髪の強度がなくなりブラシで引っ張ると髪がよれてしまいます。

★髪は[PH5]を保ちましょう★アルカリになったらすぐに酸性に戻しましょう★

美容室でのスタイリング。中でもカラーリングは、アルカリが強いですね。

髪メラニンを抜いて明るくするのは、アルカリが強くないとできません。

意外なところでは、白髪染めが、すごく傷みます。

白髪染めの出来上がりは、暗めでも、白と黒の色を合わせるために、

髪メラニンをかなり抜いたあとで、ジアミン色素をたっぷり入れるからです。

髪メラミンを抜いただけなら、金髪ちょっと手前❓ってとこでしょうかね。

少し乱暴ですが、黒い髪も金髪まで抜いて、一気に茶色を入れるってことですね。


★カラー毛の縮毛矯正はどうしても酸性でなければならない理由★

カラーリング毛の縮毛矯正には弱点があります。

たとえば、2ヶ月ごとのカラーリングの場合

根本から2㎝ごとに傷みの度合いが進んできます。

アルカリの縮毛矯正では、カラーリングのアルカリと重ねることで毛先が傷んでしまいます。

縮毛矯正の薬の強さを一番まっすぐにしたい根元に合わせると、毛先がボロボロになってしまいます。

毛先を傷ませないようにすると、根元のクセが伸びなくなってしまいます。

根本から毛先まで傷ませずに伸ばすには、[PH5]の状態に保ったまま縮毛矯正するのが一番です。

PH5に保ったままの酸性縮毛矯正なら、根本も毛先も安定した状態のままで伸ばせます。

理屈から言えば、PH5i以下のパーマ・カラー・縮毛矯正・ができるようになれば

髪はまったくいたまなくなるということになるのですが。

お客様の来店の期間が長くなって美容室が潰れてしまうかもですね。