トリートメントがダメなわけ


トリートメントを全否定しているわけではないんです

現在のトリートメントは、中性もしくは弱酸性の髪の状態に対する効果を狙っているんです。

家庭でのシャンプーした後のトリートメントは摩擦軽減や、キューティクルの強化などの効果が出るんですね。

だけど

パーマやカラーの後にトリートメントすると

アルカリの成分が髪に残ってしまって、かけたばかりのパーマは取れやすく、

染めたばかりのカラーは色落ちしやすく髪の状態を不安定になってしまいます。

なので

パーマ・カラーのあとはアルカリを除去して等電点(ph5)で固定するのがi一番いいと考えています。

この等電点での固定は、トリートメントと違い、少しの間、髪の手触りが固くなります。

これはかなりの酸性状態にするためです。数回のシャンプーで等電点へ戻り手触りが良くなっていきます。

髪の毛はph5の等電点という酸性の状態で安定します。

髪の毛はph5の等電点という酸性の状態で安定します。

例えば、すべての薬剤がph5の状態ならば、髪にダメージが出ることはないのです。

それでも

酸性の矯正やパーマはあまり見かけません。

髪の毛の構造やパーマ理論は、いくつか存在していて一つにまとまっていないのです。


美容学校では薬剤は中性〜アルカリでなければ、パーマはほぼかからないと教わります

なので酸性の薬は見かけることまれです。

キューティクルを開かないと内部に薬液が浸透しないと考えられています。

なので、パーマやカラーのあと、美容室でトリートメントをすると

内部にアルカリが残ってしまいます。

アルカリが残ってしまうと髪が膨らんでキューティクルが浮いてしまうのですが、

浮いたキューティクルは、シャンプーしたり

ブローしたりすると剥がれてしまいます。

こうして

美容室を出た直後から長期に渡って傷みやすい状態をキープする事になってしまいます。

そういう理由なので美容室では

アルカリを中和して更に酸性の状態にして固定

ここまでしてお客様に帰ってもらうのが一番良いと考えています。

なので、黙ってやります。


カラーリングの最後にアルカリ除去を行うと色落ちがかなり少なくなります

カラーリングの場合

髪の色を明るくする場合はどうしてもアルカリが必要です。

白髪染めの場合も黒い髪を一度明るくして黒く染めるのでかなりアルカリです。

この場合

短時間にアルカリを除去することがダメージを最小限にする方法です。

髪の構成は、システインとグルタミン酸で30%ぐらいです。

この酸性アミノ酸は、アルカリに触れるとすぐに不安定になります。

なので、酸性に戻し完全に乾かすことでアミノ酸を安定させます。

酸性に戻さないままでトリートメントすると、

シスチンの結合(パーマ)も解けやすく

重合色素(カラー)の分解も進んでしまいます。

アルカリは、タンパク質を柔らかく不安定にするので

キューティクルを閉じて、髪のタンパク質を安定させることが大事です。


トリートメントを行わないのは、髪の内部を安定させるためです

美容室を出てから数時間。酸性の状態をキープすれば、

髪の内部は、シャンプーしてもタンパク質が流れ出さない無敵状態になります。

トリートメントは、家に帰ってから毎日行うでしょう?

美容室では、いろいろな施術をした後に、髪を安定させることに気を配り、

家庭では、摩擦による髪の傷みを防ぐことが大事です。

シャンプーは、シリコンが入っていていいので、引っかからないものを選び、

トリートメント、コンデショナーは好きなのものを

摩擦を防ぐためにほんの少しのオイルも効果的だと思います。

表現は硬いですが、プリモヘアのスタッフは、そんなに固くはないです