カラーリングとトリートメント


実は、トリートメントとコンデショナーとリンスは中身は同じです。

もともとリンスは石鹸かすをとるためにクエン酸でアルカリを中和するものだったのですが

今は石鹸基剤のシャンプーは少なく、全部手触りをよくする為のものです。

アルカリを中和できないので、パーマやカラーの後にトリートメント等をすると

アルカリの成分が髪に残ってしまいます。

すると、かけたばかりのパーマは取れやすく、

染めたばかりのカラーは色落ちしやすくなり、髪の状態を不安定なままにしてしまいます。

カラーリングのアルカリを最後に酸性酸化処理で除去すると色落ちがかなり少なくなります

髪の色を明るくする場合はどうしてもアルカリが必要です。

白髪染めの場合も黒い髪を一度明るくして黒く染めるのでかなりアルカリです。

なので、酸性に戻し完全に乾かすことでアミノ酸を安定させます。(酸性酸化処理

キューティクルを閉じて、髪のタンパク質を安定させることが大事です。


酸性酸化処理で髪の内部を安定させるためトリートメントはあきらめてください。

美容室を出てから数時間。酸性の状態をキープすれば、

髪の内部は、シャンプーしてもタンパク質が流れ出さない無敵状態になります。

シャンプーは、シリコンが入っていていいので、引っかからないものを選び、

トリートメント、コンデショナーは好きなのものを

摩擦を防ぐためにほんの少しのオイルも効果的だと思います。

プリモヘアでは酸性酸化処理は、カラーの工程に含まれています。

なのでカラーをされたときは、同時のトリートメントをあきらめていただければ、

カラーの色持ちが格段によくなります。